コンジローマの感染率とジスロマックの有効性

コンジローマは、HPVというウイルスの感染で起こります。
症状は、男性の場合は、陰茎や亀頭、包皮、陰嚢に小さな突起物が現れます。女性の場合は、大小陰唇、膣、膣周辺にできます。
痛みを伴うことはありませんが、軽いかゆみを伴うことがあります。放置しておくと、いぼがどんどん増えていき、他人にうつすことになります。
感染は性交渉によるケースが多いのですが、公衆浴場などでも感染することがあります。
性交の場合、相手がキャリアの場合は、ほとんど感染することになりますので、感染率という意味では100%に近いとも考えられます。
なお、多くの性感染症はコンドームの装着で予防できますが、コンジローマの場合は、コンドームで覆っている箇所以外にいぼができることもあり、それに女性器が接触することで感染する可能性がありますので、ゴムでは完全に予防できません。
ただし、感染しても、自らの免疫力で治癒してしまい、発症しないケースもありますので、発症率となると感染率よりは低いものの、高確率であることには変わりありません。
感染者の90%は自らの免疫力で9か月以内にウイルスは消滅しますが、10%は細胞の中に残ります。
コンジローマに感染しますと、HIVに感染するリスクが通常時の約11倍となることが確認されています。
したがって、コンジローマに感染したか、その疑いがある場合は、HIVの予防の観点からも、少しでも早い段階で治療することをおすすめします。
治療には、アルダラクリーム、日本では持田製薬がベセルナクリームという商品名の塗り薬を患部に塗ります。
ジスロマックは、細菌を滅菌する抗生剤で、細菌を原因とする症状に処方されます。
性病では、クラミジアの治療薬として有名です。
ジスロマックは、1回に1000mgを服用します。
ジスロマックは、細菌を滅菌する薬ですから、ウイルスが原因であるコンジローマには効果がありませんのでご注意ください。